休日。文化祭で提供するお菓子作りの練習をするため、 そしてプラネタリウム製作を進めるため、 凪沙をのぞく天文学会メンバーは佳織の家に集まる。 部屋で二人きりになった奏とゆい。 完成が近づいてきたお手製のプラネタリウムの星を見ながら、 ゆいはある人との記憶を奏に語る。切なげなゆいに心動かされる奏。 そして、以前から奏に対するゆいの距離感が気になっていた佳織は、 偶然、ゆいが奏に伝えた「とても大切な人」という言葉を聞いてしまう。